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2014. 03. 21  
テモテへの手紙Ⅱの2章8~13節の御言葉を贈ります。とても大切な言葉です。

ここには、今まさに迫害を受け、いずこかの牢獄で鎖につながれているパウロから、教え子テモテへ贈られた言葉があります。

パウロの心は少しも折れていません。彼は確信してやまない。

死者の中から復活されたイエス・キリストの、決して負けることのない命の力に、自分は永遠にあずかっていることを確信してやまない。

「イエス・キリストのことを思い起こしなさい。

わたしの宣べ伝える福音によれば、この方は、ダビデの子孫で、死者の中から復活されたのです。

この福音のためにわたしは苦しみを受け、ついに犯罪人のように鎖につながれています。しかし、神の言葉はつながれていません。

だから、わたしは、選ばれた人々のために、あらゆることを耐え忍んでいます。彼らもキリスト・イエスによる救いを永遠の栄光と共に得るためです。

次の言葉は真実です。

『わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、/キリストと共に生きるようになる。

耐え忍ぶなら、/キリストと共に支配するようになる。

キリストを否むなら、/キリストもわたしたちを否まれる。

わたしたちが誠実でなくても、/キリストは常に真実であられる。

キリストは御自身を/否むことができないからである。』」


共に祈りましょう。

主よ、生きる限り私たちは、キリストのゆえに死にさらされますが、復活の命の力を注いでくださって、最後まで耐え忍ばせてください。
2013. 10. 19  
Ⅱテモテ3:1-5にこのような言葉があります。

「しかし、終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。

また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。こういう人を避けなさい。」


皆さんも一週間、このような人たちの中に囲まれて、生きてこられたのだと思います。

昨日私も、「お金が全部解決してくれるよ」という声に触れました。

冗談交じりの何気ない声でしたが、なぜか心に深い悲しみを覚えました。

世の大多数が大きな流れを作って、「人間」をおとしめていきます。

まさしく、「終わりの時」を迎えているかのようです。

そのような時代の中から、皆さんは主に選ばれ、命の道へと招かれています。

こんな時代だからこそ、狭く細い道を、大事に歩んでいこうとする人々が必要なのです。


共に祈りましょう。

主よ、私たちの内にも深い罪があり、周囲の人を見下すことなどできません。主よ、今週のここまでの歩みを赦してくださり、そして作り変えてくださり、地の塩、世の光としてください。狭く細い命の道を歩んでいく力をください。
2013. 01. 18  
「しかし、終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。

そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、

神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。

また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、

人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、

信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。

こういう人々を避けなさい。(Ⅱテモテ3:1-5)」


今週は「隣人との和解」ということがテーマになっていますが、今日の御言葉にも「和解せず」とあります。

今の時代も、まさに「終わりの時」のようです。

私たちは、この時代に流されて、「こういう人々」の一人のままでいてはいけないはずです。


共に祈りましょう。

救いの主よ、邪悪なこの時代から救い出してくださり感謝します。どうか主よ、今日も聖霊を注いでください。私たちの内と外の罪と戦い、隣人とのあいだに和解と平和を実現できますように、聖なる力を与えてください。


2012. 11. 23  
「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。(Ⅱテモテ4:2)」

弟子テモテに対するパウロからの激励です。

パウロは人間を良く知っていました。

罪人というのは、自分が罪人であることを知らないというところに、その根源的病があります。

そういう人に、罪からの救いを告げる正しい福音を伝えても、まっすぐに受け止めようとはしないことを、良く知っていました。

「だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背け、作り話の方にそれていくようになります。(同4:3-4)」

現代はまさにそんな時代です。

でも、聞こうとされないからと自信を失う必要はありません。

むしろこのような罪の時代にあって、福音を受け取る心が与えられたことを誇りに思いましょう。

そして、人々のために祈りましょう。神の力によらねば、決して「聞く耳」を持つことはできません。


共に祈りましょう。

主よ、罪からの救い主よ。私たちもまた、自分に都合のいいことばかり聞きたがる者です。お赦しください。また私たちの隣人のかたくなさや、心の鈍さをお赦しください。そして、この罪の時代に生きる私たち全員に、福音を正しく受け取る心を与えてくださいますように。
2012. 10. 06  
今週は、「憐れみ深い者の幸い」を覚えつつ、一人の兄弟の手術の無事を祈っての特別な一週間となりました。

主は、私たちの貧しい祈りにも耳を傾けてくださり、願っていたとおりにしてくださいました。

主の憐れみ深さを、強く印象付けられました。

手術当日、ある姉妹が、心配で落ち着かないと連絡をくださいました。

「私も落ち着きません。しかし、主は落ち着いておられることでしょう」とお答えしました。

自分でも、そんな言葉がすっと出てきたことに、不思議を覚えました。

そして、こんな御言葉を思い出しました。

「わたしたちが誠実でなくても、キリストは常に真実であられる。キリストは御自身を否むことができないからである。(Ⅱテモテ2:13)」



共に祈りましょう。

主よ、われらの助け主よ、あなたの憐れみと慈しみに感謝します。昨日も今日も、明日も明後日も、永遠に変わることの無いキリストの真実を覚えて感謝します。

どうぞこの先も、私たちの兄弟を御手の守りのうちにおいてください。

明日、多くの者を御前に呼び集めてくださって、こぞってあなたを賛美することができますように。
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プロフィール

茅ヶ崎の牧師

Author:茅ヶ崎の牧師
茅ヶ崎にある改革派教会、湘南恩寵教会の牧師です。
茅ヶ崎駅南口から徒歩8分の教会です。
御茶ノ水聖書学院の聖書科講師をしています。
ネット番組「がっつりコミュニケーション」のパーソナリティーです。

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