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2017. 05. 17  
創世記を読みましょう。今日は9章です。

9~11節「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」


大洪水の後、神は「もうこのようなことはしない」と契約を立ててくださって、この契約のしるしとして虹を見せてくださいました。

ここでは、契約を「結ぶ」ではなく「立てる」と言われ、神の側からの約束としての確かさが際立っています。

この被造世界をどのように扱うかは、創造者であり主権者である神の一存で決まります。

その神がまったく自由に立ててくださる恵みと憐れみの約束です。

人間からこの約束を要求することも取り付けることも絶対できないものでした。

この約束によって全生命は支えられているのです。


虹のしるしで思い出したことがあります。ある方の葬儀の時でした。式が終わった時に、大きな虹が出たのです。

それを見て、ご遺族の未信の娘さんと、その友人である教会の姉妹とが抱き合って泣かれました。

姉妹は、ノアの契約の虹を思い出したと言います。

私も、神の憐れみについて考えました。

神は、この地上で生きて、そして死んでいくすべての人間の営みを、深い憐れみをもって見つめ、ご自身のもとに招き続けておられるのだと悟らされ、胸があつくなりました。


共に祈りましょう。

主よ、あなたの憐れみによって、今日も支えられているこの命をもって、あなたを喜ぶことができますように。今日もあなたを悲しませる私たちの世界を、どうか憐れみ、よく導いて下さい。
2017. 05. 16  
おはようございます。昨日、陸前高田のボランティアを終えて、深夜に無事帰宅しました。

おいしいバーベキューをいただいて、陸前高田の地域のみなさんと、楽しい交流がゆるされました。

今は、仮設住宅からはほとんど出られましたが、まだ出ることができない方がいらっしゃいます。

また、新しく移住した先でなじめず、誰とも話をすることなく、こもりっきりの方がたくさんいらっしゃいます。

そのような方々が、月に一度集まって、楽しいおしゃべりをし、励まし合っておられるのです。

昨日は、同行したH兄にとっては、洗礼を受けて一周年の記念すべき日でもありました。

恵みの源である主が、大いなる手の中で、すべてをよく導いてくださいますように。

日曜日に分かち合った、Ⅰペトロ5:10です。

「しかし、あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へと招いてくださった神ご自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。力が世々限りなく神にありますように。」
2017. 05. 13  

土曜日はカルヴァンの祈りを紹介します。22回目です。

明日の説教箇所であるⅠペトロ5:8-11の準備としても、とても参考になる祈りです。とても良い準備ができましたので、明日みなさんと分かち合うのを楽しみにしています。
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全能の神よ、あなたは私たちをみ恵みをもって招き、たとえ私たちが聴こうとしなくても、私たちに対して同じ仁恵を続けることをお止めになりません。

ですから神よ、どうか私たちが、ついに全く従順になるまで訓練せられ、御言によるご支配に、おのれをゆだねることを得させてください。

また私たちがただ一日だけ、あるいは短い期間だけ従うのではなくて、人生の旅路のいやはてに、ついに天の憩いに集められるまで、たゆみなく従うことを得させてください。

私たちの主キリストによって、アーメン。
2017. 05. 12  
次の日曜日に分かち合うⅠペトロ5:8-11を思い巡らしております。

その中で、「悪魔に抵抗しなさい」との印象的な言葉があります。

「悪魔」について、聖書の他の箇所を調べますと、いろいろと興味深いので、ご紹介します。

そもそも「悪魔」とはどういう存在かといえば、黙示録12:9に「巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者」とあります。

悪魔は、あの創世記の最初にアダムとエバの心を惑わして以来、わたしたちを惑わし続けるのです。

あるいはヘブライ2:14、15によれば、イエス様は「死をつかさどる者、つまり悪魔を御自分の死によって滅ぼし、死の恐怖のために一生涯、奴隷の状態にあった者たちを解放」なさったとあります。

悪魔は、死をつかさどる者。その死の恐怖にとらわれているのが、人間であるということです。

死の恐怖にとらわれるがゆえに、わたしたちは、この世のものに執着してしまうのですね。

そうやって、わたしたちの永遠を見る目を曇らせていくのが、悪魔の戦略です。

きついのは、Ⅰヨハネ3:10です(3:8もご参照)。

「神の子たちと悪魔の子たちの区別は明らかです。正しい生活をしない者は皆、神に属していません。自分の兄弟を愛さない者も同様です。」

自分が悪魔のコントロールに置かれていないか、あるいは自ら「悪魔の子」として振る舞っていないか、かえりみたいと思います。

そういえば、「悪魔:ディアボロス」という語は「中傷する者」という意味もあります。

ですから、悪口を言う人、人をそしる人のことを、「ディアボロス」と言われています。

Ⅰテモテ3:11「婦人の奉仕者たちも同じように品位のある人でなければなりません。中傷せず、節制し、あらゆる点で忠実な人でなければなりません。」

原文で読むと、「悪魔のようになるな!!」と言われているようで、ドキッとします。(Ⅱテモテ3:3、テトス2:3も同様)

これはもちろん、ご婦人だけの問題ではありませんね。


共に祈りましょう。

主よ、私たちを、悪魔のあらゆる力から解放してください。あなたの助けがなければ、悪魔にとらわれてしまいます。主よ、今日もひとりひとりをお守りください。疲れを覚える者、心がもやもやと晴れない者たちを、悪魔の罠から、お守りください。
2017. 05. 11  
今日は創世記8章です。

8章21節「主はなだめの香りをかいで、御心に言われた。人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしはこの度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。地の続くかぎり、種まきも刈り入れも、寒さも暑さも、夏も冬も、昼も夜も、やむことはない。」


「ノアは主のために祭壇を築いた(20節)」、箱舟から出たノアが最初にしたことは、神礼拝でした。

このノアの姿に、あるべき創造世界が象徴されています。

それは、人が正しく神を礼拝して生きる世界です。人間は神を礼拝するために創造され、礼拝することで、本来の尊厳を取り戻します。

そういう礼拝が失われた世界の作り直しが洪水の目的でした。


この礼拝を受け入れて、神はご自分に言い聞かせられます。「二度とすまい」と。

これは神の恵みの決定です。

洪水によって、これまでの悪を流すことはできました。でも、またすぐに悪くなります。人の心は悪に傾いているからです。

外側からきれいに汚れを落としても、内側からどんどん汚さがしみだしてくる。

これをきよめるためには、裁きと呪いではダメなのです。赦しと癒しが必要です。

だから神は、赦しと癒しの愛をもって、辛抱強く人間をきよめていく忍耐の道を、ここで選んでくださいました。

残念ながら私たち人間は、神が大地を呪わないと言ってくださったのに、自ら大地を軽く扱い、滅びを引き寄せています。

神の忍耐をコケにしないでいたいのです。


共に祈りましょう。

主よ、あなたの憐れみと忍耐によって、今日も私たちの世界が支えられていることを感謝します。どうかこの、「幼いときから悪い心」をきよめてください。あなたの忍耐を、忘れることがありませんように。
2017. 05. 10  
今朝は創世記7章です。21―23節を読みます。

「地上で動いていた肉なるものはすべて、鳥も家畜も獣も地に群がり這うものも人も、ことごとく息絶えた。乾いた地のすべてのもののうち、その鼻に命の息と霊のあるものはことごとく死んだ。地の面にいた生き物はすべて、人をはじめ、家畜、這うもの、空の鳥に至るまでぬぐい去られ、ノアと、彼と共に箱舟にいたものだけが残った。」


洪水が始まりました。「この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、天の窓が開かれた(11節)」。

天地創造の際に、光の創造にはじまる神の御手の業によって、「深淵=混沌の海」が制御されました。

しかし、それが裂けて氾濫したのです。神が抑えていた手をのけてしまわれたのです。

それは、怒りに我を忘れられた神の全面放棄ではなく、罪の極まった世界をもういちど作り直すという、創造のやりなおしです。

重症患者に大手術を施すことを決断されたのです。

それは、なおもこの患者を生かしたいから。希望をつないでいるからです。



それは、再び初めを与えるための終りでした。

すべてはぬぐいさられましたが、箱舟にいた者たちを神は残してくださいました。

神は彼らを通して、新たな世界を始めてくださいます。

私たちもノアと同じく、決定的な破滅が与えられた後の生き残りです。

その破滅とは、イエスの十字架です。神は、全人類の滅びと引き換えにイエスを滅ぼされました。

その死によって、生き残らせていただいた命です。

それは私たちが、この新しい命をもって、新しい世界を建て上げていくためなのです。


主よ、罪の極まった世界をなおも憐れみ、希望をつないでくださるあなたの愛を覚えます。今、キリストによって生き残らせていただいた者として、ノアのように無垢な人として、あなたと共に歩むことができますように。
2017. 05. 09  
創世記を読み進めを再開します。今日は6章です。

6章9節「これはノアの物語である。その世代の中で、ノアは神に従う無垢な人であった。ノアは神と共に歩んだ。」

「神に従う無垢な人」、それは非のうちどころのない高潔な義人というよりも、ただ無骨に、神の命じられるがままに、不器用なまでに従順に生きる人と言う感じではないでしょうか。

ノアはほとんど話しません。彼がどんな人物なのか、無口すぎてよく解りません。

ただ特徴的なのは、「神が命じられたとおりに果たした(22節、また7章5節・18節)」ということです。

晴れ上がった空の下で、海もないところに大きな箱舟を造りなさいという馬鹿げた命令を、文句も言わず、命じられたとおりに。


「ノアは神と共に歩んだ」、神との二人三脚です。

呼吸を合わせて、神の思いをわが思いとして歩んだのです。

そして彼は「主の好意を得た」。

この「好意」と訳された言葉は「愛する者に体が傾く、身を乗り出すこと」から来た言葉とも言われます。

洪水前夜の神様は、地上に人間の悪が増していくのに心痛められ、もう気が気でならないで身を乗り出しておられるようです。

そんな神の恵みの思いを、悪しき時代の中で、ただ一人だけ素直に受け止めた純朴な人。

主イエスもまた、そういう方でした。



共に祈りましょう。

主よ、ノアのように、主イエスのように、無垢な人であれればと願います。ただあなたの御心にすなおに生きることができればと願います。主よ、私を砕いてください。あなたと共に歩む喜びを、もっと深く教えてください。
2017. 05. 02  

わたしは明日から、全国青年リトリートで岐阜に出かけますので、配信はお休みいたします。

今日はちょっと、聖書を読みましょうというおすすめをさせてください。

最近、わたしにはものすごくうれしいことですが、一生懸命、聖書を読もうと取り組んでいる若い方々が増えてきました。

みんな決して、本を読むのが得意じゃない人たちです。

でも、「聖書を読む習慣」を身に着けようねと励まし続けて、みんなそれぞれの仕方でがんばってます。



新共同訳の翻訳が分かりにくい人には、リビングバイブルなどもおすすめしています。

リビングバイブルは、いのちのことば社から出版されていますが、かなり大胆な意訳が施されていて、私の学んできた解釈とは違う時もあります。

でも、とにかく分かりやすい。読みやすい。

難しくて読めないと挫折してしまうよりは、こういうものを用いて、まずは「聖書を読む習慣」を身に着けていただくほうがはるかに望ましいと、私は思っています。

無料で読めるサイトもありますので、利用してみてください。⇒www.bible.com/ja/bible/83/GEN.1.JLB

他にも、分かりやすい翻訳というと、塚本虎二先生の個人訳もおすすめです。

新約聖書しか出版されていないのは残念ですが、私は大変重宝しています。



何度も通読しておられる聖書通の方もいらっしゃるでしょう。いろんな翻訳を読み比べてみられるといいと思います。

新共同訳、新改訳、口語訳、フランシスコ会訳、岩波訳などは、すぐに手に入ります。

ユニークなのは、「神」とあるところをすべて「創造主」と訳している「創造主訳聖書」というものもあり、分かりやすいと評判です。

今、また新しい翻訳聖書を出版するべく、準備も進められています。時代とともに、聖書の解釈がどんどん深化していますから、翻訳も変わってくるのです。

願わくは、いつか私自身が聖書全編をわかりやすく個人訳できればいいなあと、夢見ています。


そういうわけで、この連休、いつもよりもゆっくりと、聖書に親しんでみてください。

「あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです。

こう言われているからです。『人は皆、草のようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。

これこそ、あなたがたに福音として告げ知らせられた言葉なのです。(Ⅰペトロ1:23-25)」


共に祈りましょう。

主よ、聖書を与えて下さってありがとうございます。どうか、このかたくなな心をひらいてくださって、あなたの言葉を届けてください。そして、今まで知らなかった信仰と愛と希望の世界をひらいてください。

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茅ヶ崎の牧師

Author:茅ヶ崎の牧師
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