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2017. 11. 17  
昨日はほぼ丸一日、仲間たちと吉田隆先生を囲んで、カルヴァンから学ばせていただく充実の時でした。

夜の公開講演会でも、大切なことをいくつも教えていただきましたが、ひとつ印象的なことを紹介します。

「たとえ明日世界が滅びるとしても、わたしは今日、りんごの木を植える」

これは、ルターの言葉として伝えられるところの多いものですが、本当にそうであるかは歴史的に疑問符です。おそらく違うというのが研究者の一致するところ。

吉田先生は、ルターならばきっとこういう風に言ったかもと想像されました。

「たとえ明日世界が滅びるとしても、わたしは今日、妻が作ったアップルパイを楽しむ」

ルターは、どんな時にも「喜ぶ」ことを徹底的に教えた人でした。それこそ福音に生きる者の義務だと。

さて、では「りんごの木を植える」はだれの言葉?

これを言いそうなのは、そう、カルヴァンなのです。世界が明日滅びる・・・人間的には絶望の状況かもしれない。何をしてもむなしいと、コヘレトのように思うかもしれない。

でも、私たちは、たとえこの地上世界が滅びるとしても、神は生きておられると信じる者たちです。

そして、この地上の歴史は、破滅をくぐるとしても、最後は必ず神の栄光の勝利へといたる。キリストの王国が完成するとの、希望に生きるものです。

そうであればこそ、どんな時も前を向いて、りんごの木を植える・・・、これは、実にカルヴァンが言いそうなことです。

ただ残念なことに、フランスではりんごは不従順の象徴ですから、カルヴァンならそんなこと言わないでしょう。

誰の言葉なのか・・、そんなことは、本当はどっちでもいいでしょう。

これはわたしたちの言葉です。「今日、りんごの木を植える。たとえ明日世界が滅びても。」

そんな風に生きていくのが、キリストを信じる者の歩みなのです。


共に祈りましょう。

主よ、たとえ明日世界が滅びるとしても、たとえ今日、命が奪われるとしても、今、私がなすべきことを、ただ忠実に、忠実になして、神の国と教会を地上に建てあげることに努めさせてください。それぞれの一日を通して、あなたのご栄光があらわされますように。
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