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2017. 12. 14  
先の衆議院選挙に際して、自民党の小泉進次郎議員がこのように言っていました。

「トランプ、習近平、プーチン、キムジョンウン・・・、こういう世界で、きれいごとだけで通用するはずないでしょう。」

それが、多くの人の思いかもしれません。そして、この乱世を生き延びるためにと、強い指導者を求めます。


古代イスラエルも同じでした。外敵の脅威から国を守るために、私たちにも強い王がほしいと、預言者サムエルに求めました(サムエル記上8章)。

それまでは、イスラエル共同体には、王はいませんでした。

イスラエルは、主なる神への忠誠の上に成り立つ信仰共同体で、神こそが彼らの王・支配者だったからです。

そして王の代わりに、神の意志を取り次ぐ祭司や預言者が、リーダーシップを発揮しました。


そうでありましたから、預言者サムエルは、自分たちの王がほしいとの民の要求を拒みました。

なぜなら、王が権力におぼれ、まわりの国々と同様に独裁的に君臨し、正義と憐れみがないがしろにされることを、洞察していたからです。

そして人々に、王というのは、あなたたちの息子や娘を徴用したり、オリーブ畑や羊を徴収したりする存在だと知らせます。

「こうして、あなたたちは王の奴隷となる。その日、あなたたちは、自分が選んだ王のゆえに、泣き叫ぶ。しかし、主なる神はその日、あなたたちに答えてはくださらない。(サムエル記上8:17)」


しかし、人々は聞く耳をもたず、強い王が必要なのだと言い張ります。そして、イスラエル共同体は王を持つようになります。

その結果は・・・。サムエルの心配したとおりになり、国も滅びました。

その挫折と絶望の中から人々は、神の正義と憐れみに生きるメシア王を待ち望みはじめたのです。


共に祈りましょう。

主よ、きれいごとだけでは生きていけないのでしょうか。確かに私もそう思います。この罪の世界を生き抜く知恵を、私たちは必要としています。しかし主よ、それ以上に私たちは、あなたの正義と憐れみを必要としています。まことの王なるイエス・キリストよ、あなたの王国を来たらせたまえ。
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