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2018. 03. 20  
このところ、公文書の改ざんのニュースで持ちきりです。

生真面目さと秩序が取りえだった国でしたが、このようになってしまいました。大事の前の小事とは、私には思えません。

今回の真相は分かりませんので、安易に世論に同調するのは控えます。

ただ、世の道理として、自分の持っている権力に無自覚でいる権力者ほどタチが悪い、ということは言えましょう。

また、この世の支配者は、自分の命を守るために、臣下の命を要求し、時に臣下を裏切りさえもするというのも、歴史が教えることです。

私自身もまた牧師という、宗教的権力者とみなされうる者として、そういう愚かさを抱えます。


キリストはそうではありませんでした。

今は、十字架の御受難を特別に想い起すレントの時を過ごしていますが、あの前夜、ペトロは「あなたのためなら命を捨てます」と言いました(13:37)。

主イエスに魂をわしづかみにされた者は、そのようにして自ら献身へと向かいます。

残念ながら、ペトロはそれを全うできず、主を裏切ることになりました。

しかし、ご自分を裏切った者たちのために、その命をささげてくださったのが主の十字架です。



そのようなことを思いながら、詩編36篇の祈りをもって、共に祈りましょう。



神に逆らう者に罪が語りかけるのが、わたしの心の奥に聞こえる。
彼の前に、神への恐れはない。
自分の目に自分を偽っているから、自分の悪を認めることも、それを憎むこともできない。
彼の口が語ることは悪事、あざむき。
決して目覚めようとも、善を行おうともしない。
・・・・

主よ、あなたの慈しみは天に、あなたの真実は大空に満ちている。
・・・・
神よ、慈しみはいかに貴いことか。あなたの翼の陰に人の子らは身を寄せ
あなたの家に滴る恵みに潤い、あなたの甘美な流れに渇きをいやす。
命の泉はあなたにあり、あなたの光に、わたしたちは光を見る。

あなたを知る人の上に、慈しみが常にありますように。
心のまっすぐな人の上に、恵みの御業が常にありますように。

神に逆らう者の手が、わたしを追い立てることを許さず
おごる者の足が、わたしに迫ることを許さないでください。

悪事を働く者は必ず倒れる。彼らは打ち倒され、再び立ち上がることはない。






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