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2019. 08. 08  
次の主日には「正しい戦争はあるのか」という題で語らせていただきます。

特にウェストミンスター信仰告白第23章2節の「合法的な戦争」という言葉を取り上げて、これをどう理解すればいいのかを、皆さんと一緒に考えたいと思っています。

ウ告白23章は「国家的為政者について」です。

ウ告白が表されたイギリスをはじめとした西欧社会では、キリスト教国家が成立しており、為政者もまたキリスト者でありました。今日でも、このことはある程度あてはまります。

23章の1節では、神が為政者を任命され、秩序を維持するための「剣の権能」をお与えになると言われます。

以下の通りです。

「全世界の至上の主また王である神は、御自身の栄光と公共の益のために、神の支配のもと、彼らの上に立つ者として、国家的為政者を任命された。

そしてこの目的のために、剣の権能をもって彼らを武装させて、善を行う者を擁護奨励し、また悪を行う者に罰を与えさせておられるのである。」

これに続くのが、問題の2節です。

「キリスト者が、為政者の職務に召されるとき、それを受け入れ果すことは、合法的であり、その職務を遂行するにあたって、各国の健全な法律に従って、彼らは特に敬けんと正義と平和を維持すべきであるので、

この目的のために、新約のもとにある今でも、正しい、またやむをえない場合には、合法的に戦争を行うこともありうる。」


このような「合法的戦争」という考えは、正戦論・正義の戦争論(just war theory)に立つ人たちに神学的根拠を与えています。

それゆえに、大変悪名高い信仰告白でもあります。非戦絶対平和主義に立つ方々からは、「改革派教会は戦争を肯定するのか」と批判されるのです。

さて、実際はどうなのでしょうか。もっと丁寧に考えていくことが必要だと思います。


共に祈りましょう。

主よ、私たち日本のキリスト者にとって、この8月は特別な時です。人間の恐るべき悪魔性があらわされ、罪の悲惨が極まったあの74年前の悲劇を、私たちは決して忘れません。主よ、どうぞ今こそ私たちの国に、戦争を憎む心を備えてください。


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