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2019. 09. 19  
次の主日は、使徒言行録26章を分かち合いますが、これは先主日の24章の記事から2年後のことです。

総督フェリクスのもとで2年間も放置されるようにして、パウロは監禁されていました。

新しく交代した総督フェストゥスのもとで、また事態が動き出します(25章)。

再びユダヤの祭司長たちが罪状を訴えますが、やはり立証することはできません。しかし、ユダヤ人の機嫌をとりたい新総督は、パウロをエルサレムに引き渡そうとします。

そこでパウロは、皇帝に上訴するという行動に出ました。

それゆえに、護送されてローマに向かうことになります。こういう形で、ローマへの道が開かれたのです。神の摂理の不思議です。


さて26章は、アグリッパ王の前でのパウロの弁明を記します。

この人は「ヘロデ・アグリッパ2世」です。ガリラヤ・ペレア地方の王という称号をローマからゆるされていました。

ヘロデ王家の最後の王でもあるのですが、ヘロデ王家といえば、キリスト教とは切っても切れない因縁のあいだがらです。

①クリスマスの物語に登場します、あの残虐な「ヘロデ大王」は、この人のひいおじいさんになります。

②その次に出てくるヘロデは、イエス様の裁判の時に出てきて、主をなぶりものにしたあのヘロデです。あのヘロデは、「ヘロデ・アンティパス」。

今話をしているアグリッパ2世にとって、大叔父にあたります。

③そして、もう一人いました、使徒言行録12章にもヘロデ王が出てきます。

この人は、使徒ヤコブの首を切ったり、ペトロを逮捕したり、最終的には演説の最中に天使に打たれて絶命して、うじに食い荒らされて息絶えたとありました。

あのヘロデ王は、「ヘロデ・アグリッパ1世」、アグリッパ2世のお父さんです。


そんな具合に、いずれも残虐非道なキリストの敵として、世の闇を象徴するような存在として登場した三人のヘロデ王。

彼らに続く四代目の前にパウロは立ち、堂々と福音を宣べ伝えます。

悪しき力はどれほどに強大でも、やがては自滅します。不滅の福音の光のみが、最後まで輝くのです。


共に祈りましょう。

主よ、私たちのまことの王よ、今日もあなたの守りの中に置いてください。体を弱めている者、台風の被害の大きい者、思いがけない出来事に不安や動揺の大きい者に、イエス・キリストにある信仰と希望と愛を満たし、平安を与えてください。



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