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2019. 10. 25  
次主日は詩編46篇を分かち合いますが、この詩編を読むと思い出すのが、東日本大震災の時のことです。

当時の大会議長の吉田隆牧師が、大きな痛みを味わっている仙台の地から、全教会に向けて、搾り出すようにして言葉を送ってくださいました。

その中で詩篇46篇を引きながら、このように言っておられました。
  
「地が姿を変え/山々が揺らいで海の中に移るとも/海の水が騒ぎ、沸き返り/その高ぶるさまに山々が震えるとも」(詩編46:3-4)という出来事が、比喩ではなく事実として立ちはだかった時、さらには詩人には思いも及ばなかった放射能の拡散という異常事態に直面している時に、

依然として「神はわたしたちの避けどころ…わたしたちは決して恐れない」(同46:2-3)と告白できるか。

私たちはその信仰の試練に立たされています。」


・・・詩篇46篇は、そういう歌です。

世界そのものが根底からひっくりかえったような、激しい信仰の試練を味わいながら、なおそこで神への信頼に生きる。

いやむしろ、すべての人間的な力が失われてしまったがゆえに、無力を思い知らされたがゆえに、はじめてそこから、神へのまことの信頼に生き始めた。

そういう人が、「わたしたちは、もう恐れない」と信仰告白しているのです。

そしてこのように続きます。

「 大河とその流れは、神の都に喜びを与える/いと高き神のいます聖所に。 神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。」

夜明けとともに神は助けをお与えになる。

この神の約束を信じなさい。神が開いてくださる希望の夜明けを信じなさいと、いつでも私たちは招かれています。


共に祈りましょう。

主よ、今日も暗い気持ちで朝を迎えた人がいるかもしれません。そのような者を憐れんでくださり、魂の夜明けへと導いて下さい。私たちはまことに揺らぐ者です。無力な者です。だからこそ主よ、あなただけが頼りです。主よ、今日も共にいてください。
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