2019.
11.
16
土曜日には「来てください、沈むことのない光」という本より、初期教会のキリスト者たちの言葉を紹介してきました。
今日はオリゲネスの言葉を紹介します。185~253年頃まで活躍し、エジプトのアレクサンドリアで偉大な業績を収めた教父です。
**************
「見よ、世の罪を取り除く神の小羊」(ヨハネ1:29)
いつの日か罪が取り除かれるけれども、まだ取り除かれずにいるというのではありません。
また、かつて罪が取り除かれたけれども、もうそれ以上取り除かれないというのでもありません。
その方は、今このとき、この世に生きる一人一人の罪を取り除いておられるのです。
世の罪がすべて取り除かれるその日まで。
そうして、世の罪がすべて取り除かれるとき、救い主はご自分の父に御国を手渡されるでしょう。
御父は、そこからいかなる小さな罪も見えなくなるまでは、御国をお受け取りにはならないからです。
スポンサーサイト
NEXT Entry
NEW Topics